Dr.関塾 南加瀬校

新着情報 / お知らせ

新着情報

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新着情報 / お知らせ

行事日 : 2015年08月01日

教室だよりから 2015年8月

夏期講習期間は、通常分の授業を含め特別時間割にて授業を行います。個別に配布のスケジュール表をご確認いただき、時間割調整、時間割の変更などのご希望がある場合は、できるだけ早めにご連絡いただきますようにお願いいたします。
また、教室では学習に集中できるよう冷房の運用をしています。調整が出来るよう、羽織れるものなどがあると良いと思います。ご協力をお願いいたします。

行事日 : 2015年07月01日

教室だよりから 2015年7月

いよいよ夏期講習が始まります。大学入試・中学入試に向けてはひたすらに知識の習得とあきらめない根性・体力の習得を目指してもらい、そして高校入試に向けてはその前の「内申点」を9月のテストでもぎ取るための戦いとなります。
塾にいる時間も長くなりますが、それでも食事と睡眠の時間は規則正しく確保してほしいところです。
安易に『おなかがすいたらコンビニでおやつ』とすることのないよう、どんなタイミングで栄養補給を行い、昼寝もするか、ぜひお子様と一緒に計画を練っていただけたらと思います。

行事日 : 2015年06月01日

教室だよりから 2015年6月

 6月は中間テスト・漢字検定・模擬試験と、勉強に関するイベントが目白押しの一ヶ月です。中3の入試用成績がつくのは11月ですが、これは前期からの総合評価でもあります。そして中2についても同様です。いまの中学校では「提出物を遅れずにすべて提出し」「授業中に積極的な発言をして」「テストで点数を確保する」という、このすべてができてはじめてよい評価となります。
目標となる学校を「選べる」ようにするためにも、日々の積み重ねを心がけられるよう見守っていただければと思います。

行事日 : 2015年03月22日

新中2・新中3合格力判定統一模試

3/22日曜日、
神奈川全県模試の準会場として
「新中2・新中3対象」の「合格力判定統一模試」
を当教室で実施します。

塾生はもちろん、塾に通っていないお友達も受験できます。
申し込みお問い合わせはDr.関塾 南加瀬校044-580-4119までお気軽にどうぞ!

※詳細な試験範囲なども記載されたチラシ(兼申込書)を教室にご用意しております。

行事日 : 2015年03月01日

教室だよりから 2015年3月

3月より塾の新学年がスタートします。先日よりご案内の通り、今年度からテストの実施方法を変更いたします。中学生はより入試に即した形での5科の模擬試験。「最近習ったこと」だけではなく、これまで学んだすべての知識をいつでも引き出し、また長い文章を読ませる問題でもその場で理解し、考える力。
神奈川県の公立入試はこの3年で大きく難化しました。これに立ち向かうための「考える」力ですが、「必ず覚えなければならない知識」は宿題で繰り返し練習する必要があります。
中学校の定期テストも終わり、今が勉強方法を見直す絶好のチャンス。春期講習も活用し、しっかりと戦略を立てていきましょう。

行事日 : 2015年02月23日

平成27年度公立入試 独自解説(理科その1)

●理科
中1からすべてを(現行の)『新しい』教科書で学んだ世代の入試、昨年平成26年入試で平均点が30点近く下がったにもかかわらず、さらに難しいものとなりました。
問題数こそ昨年の30題から29題と減りましたが、「両方できて得点」が4題から6題となり、また四択問題が15題から12題に減り、選択肢が5つ以上の問題が増えました。

そして、平成26年入試でも見られた「内容の抽象化」と「うわべの知識だけでは解けない」問題。比較のための具体的な物質名や数字がなかったり、逆に数字はただのまやかしだったりと、本当の意味での「理解」と「思考力」が問われる問題が多数出題されました。

問1 物理小問集合
(ア)の「エネルギーの移り変わり」は平成17年入試で問われたのとほぼ同一。昨年の問7でも平成16年入試の焼き直しがあったので、10年くらい前の過去問というのも参考になると感じます。
(イ)は作用・反作用について。問題文の数字は一切関係なし。本質をつく問題でした。
(ウ)は浮力。問題文の『静止』という2文字の意味を理解できたがポイントです。。
(エ)は凸レンズによる像のできかた。レンズを通る光の道すじと、中3数学「三角形の相似」をともに理解していないと解けない難問でした。

問2 化学小問集合
(ア)味見をせずに、実験で砂糖と食塩の区別。有機物であり非電解質である砂糖と、電解質である塩。そのあたりを踏まえ選択肢をしぼりこみましょう。
(イ)密度の問題。的確に計算をして判断する必要がありました。
(ウ)は化学変化の基本問題、(エ)は化学変化と質量の規則性、いずれも中2のうちにマスターしておきたいところです。

問3 生物小問集合
(ア)は植物のなかま分け、シダ・コケ植物を含むものでした。
(イ)は動物のつくり、「相同器官」と筋肉の働きの複合問題。
(ウ)は腎臓のはたらきについて、血液の成分とその割合からわかることを選択する問題でした。3題いずれも例年より難しかったのでは。

問4 地学小問集合
(ア)は示準化石についての知識問題、(イ)は台風についての読解問題、(ウ)は地球と太陽の位置関係を答えるものでした。こちらも例年より難しかったかなと感じます。

(その2に続きます)

行事日 : 2015年02月23日

平成27年度公立入試 独自解説(理科その2)

問5 物理(電気・力のつり合い)
昨年は問6の化学が具体的な物質名のない「抽象的な問題」でしたが、今回は物理がそうなりました。
(ア)抵抗器をどう繋いだら回路を流れる電流はどう変化するのか。そして(イ)は通常、高校数学・高校物理で『三角比』として扱われるべき問題を、中3数学の「相似」を利用して答えさせる問題でした。さらに(ウ)の記述問題では、問題文を本当に細部まで読み込まないと完全な正答にはならない問題でした。

問6 化学(水溶液とイオン)
中和反応と、その前後でのイオンの量的変化について、多くの情報を整理して考えさせる問題でした。ひとつひとつを見ると教科書で学んでいる内容ではありますが、一度に与えられた多くの情報を整理できたでしょうか。

問7 生物(遺伝の規則性)
問6と同様、読解力と情報の整理が必要な問題でした。(ア)は実験そのものを確実に行うための手順、そして(ウ)は実験によって確かめ、論証する手法を記号で答えさせる問題でした。

問8 地学(火山・地層・天気・空気中の水の変化)
大問の中に、複数分野がしっかりと詰まった問題といえるでしょう。(エ)の作図には慣れておきたいところです。

行事日 : 2015年02月23日

平成27年度公立入試 独自解説(数学その1)

●数学
全体の難易度としては劇的な変化はなく、一部に難問が増えた、といったところでしょうか。

問1 計算
前年とまったく同じ構成で計算4題。12点分。

問2 小問集合
8題で32点分というところは昨年と同じ、そして前半5題の構成までは昨年と同じでした。(イ)の「置き換えを利用する因数分解」、(ウ)平方根を含む「式の値」、そして(エ)「変化の割合」あたりは確実に出来るようにしたいところです。
昨年の(カ)は「不等式」でしたが今年は「~とならない確率」が出題されました。確率については後述します。
(キ)は現行の学習指導要領で中1に復活した「球の体積」の問題と見せかけた、「相似比と体積比」の問題でした。問題の意味が分かれば計算は不要でした。
(ク)は求角の問題。今年は円周角と中心角の関係でした。

問3 関数
神奈川の伝統といえる、関数と図形の融合問題。(ア)で放物線のaの値、(イ)で2点を通る直線の式、そして(ウ)がやや難しめの問題という構成もいつもどおりでしたが、今年はおそらく初めてとなる、「平行四辺形を2等分する直線」を求め、その交点の座標を求める問題が出題されました。そもそも問題の『四角形ODEB』を正しく平行四辺形だと立証できるか、そしてその性質をしっかり理解しているかがポイントとなりました。

問4 資料の散らばりと代表値
これまでずっと「確率」の大問が出題されていた問4、その確率が上述の通り「小問」になった代わりに登場したのが「資料の散らばりと』代表値」。現行の学習指導要領への『移行措置』として他の都道府県では2012年入試から出題が始まっており、今年の出題は確実だろうといわれていました。しかし12点分の出題、サービス問題とはなりませんでした。
先日行われた大学入試センター試験でも新課程数学Ⅰで「データの分析」が登場しており、昨今ニュースなどでよく耳にする『ビッグデータ』などの活用なども含めこれからの若者に学んでもらいたい領域といえるでしょう。

(その2に続きます)

行事日 : 2015年02月23日

平成27年度公立入試 独自解説(数学その2)

(その1から続く)

問5 2次方程式の利用(割合)
昨年は11行にもわたる長大な文章を読ませる連立方程式(速さ)の問題でしたが、今年は枝問も含めて6行。ずいぶんスッキリしました。
昨年の『採点基準』には、「方程式の解が問題に適しているかどうかを確かめる記述がなくても可とする。」という記述があり、また毎年秋に行われている川崎市の学習診断でも「適切な解を選ぶ2次方程式の利用」が頻繁に出題されていることから、この出題は予想しやすかったのではと思います。

問6 空間図形
今年は円すいでした。「三平方の定理」「中点連結定理」、そして中1の「角すい・円すいの体積」の基本知識が身についていれば(イ)までは十分解ける問題でした。
しかし、とてつもない難易度だったのが(ウ)、円すいの表面に引いた線の長さを求める問題。
通常であれば展開図を描いて側面のおうぎ形の中心角を利用するくらいですが、なんとその角度が108°、いわゆる「黄金比」が登場してしまいました。問題としては高校生の定期テストに出てよいレベルのものです。
しかしこれがまったく新しい出題かといわれると、神奈川県でも平成19年入試に今回と同様の考え方をする問題が出ており、また平成25年入試の角すいと同じ考え方が出来れば解ける問題でした。
おそらく正答率はものすごく低くなると思われますが、上位を目指す層にはこういった「その場で考える」問題にも果敢に取り組んでもらいたいところです。

問7 相似の証明
昨年に続き、円の性質を利用する相似の証明でした。昨年よりも必要な記述の量が増え、部分点を取るためのハードルが若干上がったかなと感じます。

行事日 : 2015年02月23日

平成27年度公立入試 独自解説(全体評)

2/16(月)に、神奈川県公立高等学校入学者選抜、共通選抜の学力検査が実施されました。
(問題・解答例は下部のリンクから見ることができます。)

すでに新聞報道などでも解説がなされていますが、数学・理科を中心に南加瀬校教室長・下田の感じたポイントをまとめてみます。

●全体の難易度
すでに新聞報道などでも出ているところですが、昨年「史上最難」といわれた理科がさらに難しく、そして英語も大幅に難しくなりました。数学はこれまで大問(12点分)だった「確率」が小問(4点)になり、代わりに「資料の散らばりと代表値」が登場しました。
国語はやや取り組みやすくなった代わりに記述量が増え、社会は昨年までの「地理歴史公民融合の記述」がなくなり、資料の読み取り問題が増えました。