新着情報 / お知らせ

行事日 : 2015年02月23日
問5 物理(電気・力のつり合い)
昨年は問6の化学が具体的な物質名のない「抽象的な問題」でしたが、今回は物理がそうなりました。
(ア)抵抗器をどう繋いだら回路を流れる電流はどう変化するのか。そして(イ)は通常、高校数学・高校物理で『三角比』として扱われるべき問題を、中3数学の「相似」を利用して答えさせる問題でした。さらに(ウ)の記述問題では、問題文を本当に細部まで読み込まないと完全な正答にはならない問題でした。
問6 化学(水溶液とイオン)
中和反応と、その前後でのイオンの量的変化について、多くの情報を整理して考えさせる問題でした。ひとつひとつを見ると教科書で学んでいる内容ではありますが、一度に与えられた多くの情報を整理できたでしょうか。
問7 生物(遺伝の規則性)
問6と同様、読解力と情報の整理が必要な問題でした。(ア)は実験そのものを確実に行うための手順、そして(ウ)は実験によって確かめ、論証する手法を記号で答えさせる問題でした。
問8 地学(火山・地層・天気・空気中の水の変化)
大問の中に、複数分野がしっかりと詰まった問題といえるでしょう。(エ)の作図には慣れておきたいところです。
行事日 : 2015年02月23日
●数学
全体の難易度としては劇的な変化はなく、一部に難問が増えた、といったところでしょうか。
問1 計算
前年とまったく同じ構成で計算4題。12点分。
問2 小問集合
8題で32点分というところは昨年と同じ、そして前半5題の構成までは昨年と同じでした。(イ)の「置き換えを利用する因数分解」、(ウ)平方根を含む「式の値」、そして(エ)「変化の割合」あたりは確実に出来るようにしたいところです。
昨年の(カ)は「不等式」でしたが今年は「~とならない確率」が出題されました。確率については後述します。
(キ)は現行の学習指導要領で中1に復活した「球の体積」の問題と見せかけた、「相似比と体積比」の問題でした。問題の意味が分かれば計算は不要でした。
(ク)は求角の問題。今年は円周角と中心角の関係でした。
問3 関数
神奈川の伝統といえる、関数と図形の融合問題。(ア)で放物線のaの値、(イ)で2点を通る直線の式、そして(ウ)がやや難しめの問題という構成もいつもどおりでしたが、今年はおそらく初めてとなる、「平行四辺形を2等分する直線」を求め、その交点の座標を求める問題が出題されました。そもそも問題の『四角形ODEB』を正しく平行四辺形だと立証できるか、そしてその性質をしっかり理解しているかがポイントとなりました。
問4 資料の散らばりと代表値
これまでずっと「確率」の大問が出題されていた問4、その確率が上述の通り「小問」になった代わりに登場したのが「資料の散らばりと』代表値」。現行の学習指導要領への『移行措置』として他の都道府県では2012年入試から出題が始まっており、今年の出題は確実だろうといわれていました。しかし12点分の出題、サービス問題とはなりませんでした。
先日行われた大学入試センター試験でも新課程数学Ⅰで「データの分析」が登場しており、昨今ニュースなどでよく耳にする『ビッグデータ』などの活用なども含めこれからの若者に学んでもらいたい領域といえるでしょう。
(その2に続きます)
行事日 : 2015年02月23日
(その1から続く)
問5 2次方程式の利用(割合)
昨年は11行にもわたる長大な文章を読ませる連立方程式(速さ)の問題でしたが、今年は枝問も含めて6行。ずいぶんスッキリしました。
昨年の『採点基準』には、「方程式の解が問題に適しているかどうかを確かめる記述がなくても可とする。」という記述があり、また毎年秋に行われている川崎市の学習診断でも「適切な解を選ぶ2次方程式の利用」が頻繁に出題されていることから、この出題は予想しやすかったのではと思います。
問6 空間図形
今年は円すいでした。「三平方の定理」「中点連結定理」、そして中1の「角すい・円すいの体積」の基本知識が身についていれば(イ)までは十分解ける問題でした。
しかし、とてつもない難易度だったのが(ウ)、円すいの表面に引いた線の長さを求める問題。
通常であれば展開図を描いて側面のおうぎ形の中心角を利用するくらいですが、なんとその角度が108°、いわゆる「黄金比」が登場してしまいました。問題としては高校生の定期テストに出てよいレベルのものです。
しかしこれがまったく新しい出題かといわれると、神奈川県でも平成19年入試に今回と同様の考え方をする問題が出ており、また平成25年入試の角すいと同じ考え方が出来れば解ける問題でした。
おそらく正答率はものすごく低くなると思われますが、上位を目指す層にはこういった「その場で考える」問題にも果敢に取り組んでもらいたいところです。
問7 相似の証明
昨年に続き、円の性質を利用する相似の証明でした。昨年よりも必要な記述の量が増え、部分点を取るためのハードルが若干上がったかなと感じます。
行事日 : 2015年02月23日
2/16(月)に、神奈川県公立高等学校入学者選抜、共通選抜の学力検査が実施されました。
(問題・解答例は下部のリンクから見ることができます。)
すでに新聞報道などでも解説がなされていますが、数学・理科を中心に南加瀬校教室長・下田の感じたポイントをまとめてみます。
●全体の難易度
すでに新聞報道などでも出ているところですが、昨年「史上最難」といわれた理科がさらに難しく、そして英語も大幅に難しくなりました。数学はこれまで大問(12点分)だった「確率」が小問(4点)になり、代わりに「資料の散らばりと代表値」が登場しました。
国語はやや取り組みやすくなった代わりに記述量が増え、社会は昨年までの「地理歴史公民融合の記述」がなくなり、資料の読み取り問題が増えました。
行事日 : 2015年02月01日
入試の2月がやってまいりました。そして、新中1の準備講座も始まりました。しかし来月はじめに、今年の総まとめとなる学年末テストが控えています。
中2生にとっては「内申点」のかかる、そして入試得点の一部ともなりうるテストです。出題範囲が広いので、得意分野は確実に、苦手分野はしっかり復習して得点につながるよう指導していきます。ご家庭では、受験・テストに向けてお子様の健康管理には十分お気をつけください。
また1月に引き続き、次年度に向けた個人懇談会を実施中です。必ずご出席ください。
行事日 : 2015年01月04日
中3生、小6生の受験生の直前講習も追い込みの時期となりました。教室でも時間を計りながらの過去問題・予想問題演習を行っています。これらの演習は雰囲気やペース配分をつかむことももちろんですが、問題をやりっぱなしにせずその日のうちに自己採点し、なぜ解けなかったかを確認しておくことが重要です。プリントが膨大な量になる生徒もいますが、いつ取り組んだものか、きちんと整理しておくようにしましょう。
また、今月下旬より高2・中2・小6生を中心に、次年度に向けての課題や学習計画などについてお話ししたいと考えています。詳しくは別紙ご案内をお送りいたします。ご出席くださいますようお願いいたします。
行事日 : 2014年11月08日
平成27年度神奈川県公立高校入試、共通選抜まであと100日となりました。
来週にはいよいよ内申点を確定させる、中学校の定期テスト。
今日は土曜日ですが、みんな教室に集まって一心不乱に自分の勉強に取り組んでいます。
もちろんわからない時には、いつでも質問。
のこり3ヶ月とちょっと、先生たちも一緒にがんばります!
行事日 : 2014年12月14日
県内最大級の人数が受験する模擬試験を、当教室で受験できます!
2013年度から始まった新傾向入試に対応した出題内容の試験で、現在の学力の確認と、今後の学習や志望校を決める参考にしましょう。
【神奈川全県模試〔中1・中2〕2014年第1回】
●日時 2014年12月14日(日) 9時~14時(予定)
●会場 Fr.関塾 南加瀬校
●試験内容 5教科 各40分
●受験料 当会場限定価格にて受験できます。詳細はお問い合わせください。
※定員になり次第締め切ります。お早めにお申し込みください!
出題内容等については下記リンクよりご確認ください。
行事日 : 2014年11月01日
中3生・小6受験生ともいよいよ志望校を決断する時期となりました。模擬試験の成績はもちろん重要な判断材料ですが、模擬試験で出題された内容をきっちり復習し、本番への自分の糧とすることも非常に重要です。わからない部分は授業外の時間も有効利用して全教科克服しておきましょう。
中学生は22時まで自習可能としています。学校の課題が家では捗らないという場合も、自習をご活用ください。その際には、「塾で帰りが遅くなったとき用」の家
庭のルールも決めていただければ幸いです。
塾を言い訳に他をおろそかにしないように・・・。
行事日 : 2014年10月01日
気候が安定せず体調を崩しやすくなる時期です。学校行事も多くなり、慌ただしくなりますので、お子様の体調管理には十分気を付けてください。
さて、前期の成績が通知される時期ですが、中3生はわずか1か月後に中間テストが控えています。いよいよこれで「内申点」が決まりますので、確かな得点力を鍛えていきましょう。
中1・中2生も次の試験では範囲がとても広くなります。学校の課題、塾の宿題どちらもきちんとクリアし、成績アップにつなげていきましょう。